会場はマキノ町の北端、国境(くにざかい)の願力寺

 2023年4月15日、土曜日。天候はあいにくの雨。

 高島市マキノ町の北端、国境(くにざかい)の集落にある願力寺で、「高島市炭焼き交流会~国境炭焼きオヤジの会に学ぼう」を開催しました。

 高島市内・外から集まった10余名の方の前で説明をしていただいたのは、「国境炭焼きオヤジの会」の北谷さん。昨年末、会員の高齢化と炭窯の老朽化のため、活動の休止を決断されたのですが、今回は活動の経緯を皆さんにお伝えしたい、ということでお越しいただきました。

「国境炭焼きオヤジの会」北谷さんによる活動の説明

説明にも熱が入ります

 滋賀福井県境が目と鼻の先にある国境(くにざかい)集落の歴史から、会を立ち上げた経緯や活動の概要などについてたくさん語っていただきました。

 

 

 参加者の皆さんとの質疑応答も。

参加者からの質問も

 お昼には、地元の山の幸をふんだんに使ったお料理をたくさんごちそうになりました。とても美味しかったです。

 願力寺の新田さん、ありがとうございました(^^)

国境の集落の四季折々の様子を描いた屏風の説明

 願力寺の新田さんから、四季折々の国境での暮らしを描いた絵屏風について説明していただきました。昔は、たくさんの人が住んでいて、交流も活発だったのですね。

 戦時中、敦賀を空襲しようとする米軍機や、空襲を受けて燃え上がる敦賀の街の空の様子も描きこまれていました。

 午後からは、集落の南の斜面に作られた炭窯を特別に見せていただきました。

活動休止で使われなくなった炭窯を特別に見せていただきました

 ふだんはなかなか見ることのできない実際に使われていた炭窯の中に入り、原木の収容のしかたや、原木が炭になっていく過程などについて説明していただきました。

炭焼きについてたくさんお話を聞くことができました

 炭窯はまだしばらくは現状のまま残されるそうですが、もうここで炭焼きが行われることはありません。ここで行われていた炭焼きの仕事は、他の炭窯に引き継がれ、北谷さんご自身も高島市の他の地域の炭窯づくりにノウハウを継承されていくそうです。

 今日は雨の中、国境までお越しいただきありがとうございました。炭焼きについて、実際に作業をされてきた方ならではのお話を聞けたり、実際に使われていた炭窯の内側に入ったり、内容の濃い一日になったと思います。北谷さん、新田さん、本当にありがとうございました。

 私たち「たかしまの森へ行こう!」プロジェクトも、引き続きこうした炭焼きに関するイベントを企画していく予定ですのでよろしくお願いします。

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